八尾視覚障がい者福祉協会会長
松下浩己
本年5月24日(金)、市立社会福祉会館で開催されました令和6年度定期総会に
おいて、会員の皆様方の絶大なるご支持をもって新会長に選出されました
松下浩己(まつした・ひろし)です。
まず、多くの諸先輩方がおられるのにもかかわらず、若年で未熟者である私を会長に
ご推挙くださった会員の皆様方に心からお礼を申し上げるとともに、その責任の重さを
痛感し、身が引き締まる思いであります。
本八尾視覚障がい者福祉協会は、昭和23年7月10日に設立され、75年以上の
歴史と伝統を誇る由緒ある会であります。
これまでの間、諸先輩方のたゆまぬ努力と運動のお蔭で、私達視覚障がい者を取り巻く
環境が大きく改善され、それに伴って、会員の福祉や福利面も著しく向上しました。
しかしながら、近年の少子高齢化の進展に伴って、会員数が年々減少してきており、
このことは、本会にとって由々しき問題となっています。
私としましても、このことは深く認識しており、従来から実施している路地裏作戦等を
一層推進して、新規会員の獲得並びに本会の拡充に努めてまいる所存であります。
また、視覚障がい者に関する制度面につきましては、「同行援護制度」の抜本的改正、
具体的に申しますと、通勤・通学時での利用、最低賃金の引上げ等に伴う利用者負担に
係る所得限度額の引き上げを、関係機関と連携しながら国に対して強く求めていきます。この「同行援護制度」は、視覚障がい者が社会活動や日常生活を営む上で必要不可欠の
制度であることを国に対して強く訴え、制度の抜本的改正を図る必要があると思って
います。
結びに、10年以上に亘って本会会長を務められた重丸前会長に心から敬意を
表するとともに、その足跡を汚すことのないよう誠心誠意努めてまいることをお誓いし
就任のご挨拶とさせていただきます。
役員と会員が力を併せて、明るく楽しい八尾視協にしていきましょう‼
令和6年5月24日
松下浩己
会長の声
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